
犬と住むなら柏の葉。という話
隣の流山が「子育ての街」として有名になって、もうずいぶん経ちます。
それを横目に見ながら、柏が地元の私は正直こう思っていました。犬と住むなら柏の葉がおすすめだと。
柏の葉キャンパス駅が開業したころ、駅の周りにはららぽーとと空き地しかありませんでした。
今、柏の葉周辺を歩けば平日でも沢山の愛犬家で賑わっています。
あの何もなかった風景を知っているからこそ、いまの変わりようには驚かされます。
この記事では、その理由を数字と体験の両面から歩いてみます。

数字で見る、「犬と住むなら柏の葉」の理由
柏の葉キャンパス駅を中心に半径1.5キロ。
愛犬との散歩でちょうど歩けるくらいの円を描くと、その中にドッグランが屋内も含めて4つ入ります。
柏の葉T-SITE内にある「KASHIWANOHA Dog Garden」「Dog Space」、約1,600平方メートルの広さを持つ「柏の葉公園 ドッグラン」、そしてららぽーと柏の葉にある無料の「ドッグテラス」です。
ちなみにwanicoに掲載されている柏市のドッグランは、この記事を書いている時点で7件。その約6割が、駅から1.5キロの円の中に集まっている計算になります。
遊び場だけではありません。同じ円の中に、動物病院が3院、トリミングサロンが3店、ペット用品店も3店。ワクチン接種も、月イチのトリミングも、フードの買い足しも、ぜんぶ駅の周りで済んでしまう。ワンコとの生活インフラが、この半径1.5キロに揃っています。

住まいの数字も見てみます。大手賃貸情報サイトで「柏の葉キャンパス駅 徒歩15分以内・ペット相談可」と条件を絞って検索すると、執筆時点で1,000件以上の物件が表示されます。
もちろん「相談可」がすべての犬種を歓迎する意味ではなく、犬種やサイズの条件は物件ごとに確認が必要です。
それでも、愛犬と暮らせる部屋を探し始めた段階でこれだけ選択肢がある街は、探しやすい部類だといえます。
そして移動の数字をもうひとつ。つくばエクスプレスに乗れば、秋葉原まで乗り換えなしで30分ちょっと。
平日は都内へ通い、休日は愛犬と芝生の上。その両立が、無理のない距離感で成り立ちます。

つまり柏の葉は「犬と行ける場所がある街」ではなく、「犬との暮らしが街の設計に組み込まれている街」なのです。
ここからは、その中身をひとつずつ歩いていきます。
KASHIWANOHA T-SITEドッグフレンドリーな商業施設

蔦屋書店を中心にした商業施設ですが、ここの空気は少し独特です。
館内の一部エリアを愛犬とリードやカートで歩けて、テラス席にはリードフックと水飲み用の水道まで用意されています。
パン屋さんやスタバなども入っているのでテラス席でのんびりワンコと過ごすにはぴったりです。
屋内外2つのドッグラン、ペット用品店や動物病院、トリミングサロンもこの建物ひとつに揃っているので、暮らしの用事がまとめて片づくのも地味にありがたいところです。
KASHIWANOHA Dog Garden座って見守れるドッグラン

T-SITE内にある登録制のドッグランです。
ここの良さは見守る人の側に設計の目が向いていることだと感じます。
ウッドデッキや椅子が多く、T-SITEでテイクアウトした飲み物を片手に、愛犬が遊ぶ姿を座って眺められます。
ドッグランで立ちっぱなしになりがちな飼い主にとって、これは想像以上に快適です。
しかも同じ登録で室内ドッグラン「Dog Space」も使えます。
雨の日や真夏の昼間でもワンコを走らせる場所がある。この「逃げ道」があるだけで、天気予報を見るストレスがだいぶ減ります。
柏の葉公園 ドッグラン約1,600平方メートルの走り場
県立柏の葉公園の中にあるドッグランです。広さは約1,600平方メートル。
小型犬と大型犬のエリアが分かれていて、周りには桜をはじめ大きな樹木が並びます。
愛犬が走り回るあいだ、飼い主も木陰でひと息つける場所です。
公園自体も広大な敷地面積でのんびり散歩をしたり、園内になるドッグフレンドリーなドトールでゆったり過ごすなど、ドッグランだけではない魅力があります。
池のまわりをぐるりと歩くだけでも、ワンコにはちょうどよい運動になります。
ららぽーと柏の葉ペットショップ併設のドッグラン

開業当初、駅前に唯一あった建物がこのららぽーとでした。
そのららぽーとにいま、無料で使えるドッグテラスがあります。ペットショップに併設された屋外スペースで受付は不要。
買い物のついでにワンコをひと遊びさせて帰れます。
フードやグッズの買い足しもここで済むので、暮らしの動線に組み込みやすい場所です。
THE MEAT DUTCH 柏の葉キャンパス店店内OKのごはん処

歩いたあとのごはんはここへ。柏の葉キャンパス駅エリアにある、愛犬と店内で食事ができるレストランです。
ドッグランで遊んだ帰りに、愛犬を足元に休ませながらしっかり食事ができる。
この動線が徒歩圏で完結するのが、柏の葉らしさだと思います。
週末のランチどきは混み合うことがあるので、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
Crisp房の駅テラスはリードフリーという自由
千葉の物産店「房の駅」の系列で柏の葉の中央エリアにあるお店です。
ここの特徴はなんといっても屋外テラスがリードフリーOKなこと。
飲食店でリードを外して過ごせる場所はなかなかありません。店内も全席ワンコOKなので、天気と気分で席を選べます。
条件はいくつかあります。同伴できるのは体重10kgまでの小型犬・中型犬で、マナーウェアは必須。
大型犬の飼い主さんには申し訳ない場所ですが、そのぶん小さなワンコにはのびのびできる環境です。
T-SITEからも歩いて5分くらいなので、Crisp房の駅でご飯を食べてT-SITEのスタバで一息着くなんていうのも良いかもしれません。
空き地だった場所が、ドッグフレンドリー街になった
ららぽーとと空き地しかなかった駅前に、今は犬と思いっきり走れる場所があり、一緒に入れる飲食店がたくさんあります。
街が計画的につくられたからこそ犬との暮らしも最初から設計に含まれていた。
柏の葉を歩いているとそんなことを感じます。
子育てするなら流山に負けず劣らずの犬と住むなら「柏の葉」の紹介でした。
柏の葉やこのエリアのほかのスポットは、wanico(https://wanico.jp)で。


